マネジメント学類の講義内容

経営学

経営戦略

全社戦略と事業戦略の基本的な理論・概念を理解し、それを用いることにより現実の企業行動を理解することです。組織において目標を達成するための適切なマネジメント技法を身につけ、それらが応用できることを目指します。

マーケティング・システム

マーケティングの基本と戦略について学習します。また、マーケティングの実践として、モバイルを用いたビジネスの設計をしてもらいます。講義中には、最新のマーケティング事例や種々の課題について考察するなどの演習も行う予定です。

ベンチャービジネス

日本経済活性化の牽引役として期待されている現代のベンチャービジネスの状況について理解し、ベンチャー企業の創造に関する知識を学びます。実際の起業の成功と失敗の要因について考え、ビジネスプランの作成に関わる知識やスキルを養成します。

経済学

マクロ経済学入門

マネジメント学類の学生が知っておくべきマクロ経済学の基礎を学修します。マクロ的な経済思考力とともに、いわゆる経済常識を身につけることにより、絶えず変化しているマクロ経済の動きを正しく捉えることのできる能力の基礎の習得を目指します。

計量経済学

計量経済学とは、「経済を計測する」学問です。この講義では、調査・分析の仕事に関心を持つ学生を対象に、経済データ分析(とくに回帰分析による予測)の手法を習得します。

金融システム

金融システムならびに貨幣と金融システムとの関係、さらには貨幣・金融システムと実体経済の関わりについて理解を深めることを目的とします。金融機関や金融市場、家計と企業の金融活動、それらの規制・監督、金融政策について学びます。

会計学

会計システム

会計数値は「ビジネスの言語」と言われており、コミュニケーションの手段ですが、それだけにとどまらず、取引主体の意思決定を変え、取引や資源の流れに影響を及ぼします。その会計数値を生成する基礎的な処理方法を身につけることが目標です。

管理会計

企業の経営管理に役立つ会計情報を提供する管理会計の基本知識を学習することによって、その応用力を養い、企業実務で役立つ知識や国家試験などで必要な知識の習得を目標とします。

法学

会社法Ⅰ

会社法の規制構造や関連する学説・判例について、基本的な知識を理解します。株式会社に関する説明が中心ですが、企業統治に関しては金融商品取引法にも上場会社に対する規制が置かれており、必要に応じて補足説明を行います。

法律学入門

法的な論理的思考能力と推論力との養成を最大の目的としつつ、基礎的・基本的な法律知識を身につけ、自分に降り掛かった法的火の粉(問題)を最低限自分で払いのける(解決する)糸口を見出す力を養っていきます。

生産システム科学

経営情報システム

経営情報システムの概要、情報システムと情報技術、情報システム構築の方法などを概説し、その後情報システム設計の演習を行います。また、最新のIT関連テーマを取り上げ、インターネットなどを検索しながらレポートにまとめる演習も行います。

生産科学概論

製造企業におけるマネジメントを行う上で必要となる工業製品の生産技術の基礎について講義を行います。とくに、企業経営などの意思決定に最小限必要となる「ものづくり」技術の基本原理と、その特徴について理解させることが目的です。